明日からお盆休みという方も多いのではないでしょうか。お盆休みの前に、今日は10種類の野菜を使用した野菜盛りだくさんメニューで栄養補給した子供達でした。
さて、お盆にはどんなことをするのでしょうか。
昔の人々は、お盆には先祖の霊(れい)が帰ってくると考えていました。霊はこわいものではなく、私たちを見守ってくれる大切で、なつかしいものです。お盆の前には、先祖が道にまよわないように13日に迎え火(むかえび)をたき、終わると無事に帰れるように16日に送り火(おくりび)をたきます。ちょうちんをおく家もあります。
きゅうりの馬やなすの牛のかざりをみたことはありますか?馬は足がはやいので「馬に乗って早く来てください」、牛は足がおそいので「ゆっくり帰ってください」という気持ちをこめています。
家の中には花やほおずきをかざり、季節の野菜やくだもの、料理をそなえます。精進(しょうじん)料理といって、肉や魚を使わない料理を食べることもあります。野菜の天ぷらや煮物(にもの)を食べる家も多いですね。
コロナの影響で、家族や親せきが集まることも難しいですが、それぞれご先祖様を思い出し、偲び、感謝し、そして休暇を楽しんでください。